「PayPayでAppleギフトカードは買えるの?」
答えは、「オンライン限定で購入できます」。
コンビニで購入しようとして断られた方も、いるかもしれません。
実際、2025年現在、Appleギフトカードの購入方法は2つだけに絞られています。
中でも、Androidユーザーにとっては「LINEマイカード」を使った方法が新たな定番になりつつあります。
もちろん、iPhoneユーザー向けにも便利な購入ルートが用意されています。
本記事では、iPhone・Androidそれぞれの購入手順から、ポイント還元のメリット、残高の注意点まで、最新情報をわかりやすくご案内します。
- LINEマイカード経由でスマホ機種問わず購入できる
- iPhoneならApp StoreでPayPayを連携し直接買える
- PayPay決済によるポイント還元や後払いの利点
【結論】PayPayでAppleギフトカードを買うなら方法は2つだけ
2025年現在、PayPayを使ってAppleギフトカードを買うことができます。
ただし、買えるのは限られたオンラインの方法だけで、2024年までとは状況が大きく変わっています。
今、主な購入方法は次の2つです。
【iPhone/iPadをお使いの方】
Apple IDにPayPayを直接ひも付けて、App Store内でギフトカードを購入、または残高をチャージする方法。
【すべてのスマートフォンユーザー向け(iPhone/Android共通)】
LINEアプリ内の「LINEマイカード」から、PayPay残高で購入する方法。
とくに注目すべきなのは、「LINEマイカード」経由での購入方法が新たに使えるようになったことです。
これによって、これまでややこしかったAndroidでの購入がぐっとカンタンになり、どんなスマホでも同じようにギフトカードを買えるようになりました。
この変化は、単なる機能追加ではありません。PayPayとLINEが同じグループ(LINEヤフー、ソフトバンクグループ)にあることをふまえた、サービスの一体化を進める戦略の一つとも言えます。
実際、LINE Payでのギフトカード購入は終了し、PayPayに一本化されました。
一方で、注意が必要な点もあります。
コンビニ(セブン‐イレブン、ローソン、ファミリーマート)や家電量販店(ヨドバシカメラ、ビックカメラ)など、実際の店舗で売られているカード型(プラスチック製)のAppleギフトカードは、今もPayPayでは買えません。
これは、PayPayのルールで、金券やプリペイドカードといった“有価証券”の取り扱いが原則として禁止されているからです。
この基本ルールを知っておくだけで、ムダな手間を省くことができます。
【方法①】App Storeで直接購入・チャージする(iPhone/iPadをご利用の方へ)
Appleユーザーにとって、最もわかりやすく手軽な方法が、App Storeを使った直接購入です。
この方法の特徴は、PayPayのアカウント種別にかかわらず、幅広いユーザーが使える点にもあります。
Apple IDにPayPayを登録する
まずは、Apple IDにPayPayを支払い方法として登録しましょう。
一度登録すれば、アプリ購入やサブスクの支払いなど、今後のAppleサービスでPayPayが使えるようになります。
手順は以下のとおりです。
これで、Apple IDの支払い方法としてPayPayが登録されました。
ギフトカードをメールで贈る
家族や友人へのプレゼントにぴったりなのが、メールで送れるデジタルギフトカードです。
自分自身の別のメールアドレスに送って、自分用として使うこともできます。
手順は以下のとおりです。
決済時には、先ほど登録したPayPayが使われます。
自分のApple残高にチャージする
ギフトカードを使わず、直接Apple IDにチャージしたい場合はこちらが便利です。
チャージした残高は、App StoreやiCloud、Apple Musicなど、あらゆるAppleサービスに使えます。
このApp Store経由の方法は、LINEマイカード経由とは違って、本人確認が済んでいないPayPayアカウント(PayPayマネーライト)でも利用できる点がポイントです。
そのため、PayPayを始めたばかりの方でも、すぐに使い始めることができます。
【方法②】LINEマイカード経由で購入する(Android/iPhone共通)
2025年の大きな変化の一つが、LINEアプリを使ったAppleギフトカードの購入方法です。
これは、Androidユーザーにとって、待ち望まれていた正式かつ簡単なルートです。
また、iPhoneユーザーにとっても、キャンペーンの対象になるなど、見逃せない選択肢になっています。
PayPayマネーとは?
銀行口座やセブン銀行ATM、ヤマト運輸の窓口などからチャージされた出金可能なPayPay残高のことです。
この残高を使うには、PayPayアプリ内で本人確認(マイナンバーカードや運転免許証の登録、銀行口座の連携など)を済ませておく必要があります。
使えない残高に注意
以下のような残高では、この方法は利用できません。
- クレジットカード(旧あと払いを含む)からチャージした「PayPayマネーライト」
- キャンペーンなどでもらえる「PayPayポイント」
【購入方法】LINEアプリでの購入手順
本人確認が終わり、PayPayマネーが使える状態になったら、以下の手順で購入を進めましょう。
【なぜこの方法がAndroidユーザーにおすすめなのか】
これまで、AndroidでAppleギフトカードを購入するには、「PayPayバーチャルカード」を発行し、そのカード番号をAppleの公式サイトに入力する方法がありました。
ただし、この方法は手続きが複雑で、わかりにくいという声も多くありました。
一方、今回のLINEマイカード経由の方法は、日ごろから多くの人が使っているLINEアプリ内で完結します。
操作もシンプルで、公式に統合された購入方法として提供されているため、今ではAndroidユーザーの標準的な方法といえるでしょう。
【PayPayで買うメリット】2025年の最新ポイント還元率を紹介
現金や他の決済方法と比べて、PayPayでAppleギフトカードを買うとお得になるケースがあります。
ここでは、その主なメリットをご紹介します。
PayPayポイントが貯まる(※PayPayステップの対象です)
PayPayを使う最大のメリットは、ポイント還元プログラム「PayPayステップ」の対象になることです。
App Storeでの決済や、LINEマイカード経由の購入も、このプログラムのカウント対象になります。
利用状況によって、ポイントの還元率が変わるしくみです。
【2025年現在の還元率(PayPayステップ)】
| 支払い方法 | 基本付与率 | 条件達成特典 | ゴールド特典 | 最大合計付与率 |
|---|---|---|---|---|
| PayPay残高 | 0.5% | +0.5% | なし | 1.0% |
| PayPayクレジット | 1.0% | +0.5% | なし | 1.5% |
| PayPayクレジット (ゴールド) | 1.0% | +0.5% | +0.5% | 2.0% |
※条件:200円以上の支払いを月30回以上、かつ月合計10万円以上の決済を達成した場合
※ポイントは200円ごとの支払いに対して付与されます
PayPayクレジットで支払いを後回しにできる
PayPayクレジット(旧あと払い)を使えば、残高が足りないときでも購入できます。
支払いは翌月まとめてなので、給料日前でも安心して使えます。
キャンペーンでお得に買えるチャンスも
とくにLINEマイカードでは、不定期でAppleギフトカードが高還元になるキャンペーンが開催されています。
過去には7〜10%のPayPayポイントが還元されるキャンペーンもありました。
こうしたタイミングを活用すれば、かなりお得に購入できます。
キャンペーン情報は、PayPayアプリの「おトク」タブで定期的にチェックしてみてください。
支払いをまとめて管理できるのもメリット
日常の支払いをPayPayで統一している方なら、Apple関連の支出もPayPayアプリでまとめて確認できます。
「いつ・何に・いくら使ったか」がひと目でわかるので、家計の管理や使いすぎ防止にも役立ちます。
【重要】PayPayでAppleギフトカードを買うときの注意点
PayPayは便利で手軽な決済方法ですが、Appleギフトカードを購入する際にはいくつかの注意点があります。
事前に確認しておくことで、トラブルを避けてスムーズに購入できます。
注意①:コンビニなど実店舗では購入できません(変わらないルール)
改めてお伝えしますが、コンビニや家電量販店の店頭で販売されているプラスチック製のAppleギフトカードは、PayPayでは購入できません。
店頭での支払いは、現金や一部クレジットカード・電子マネーなどに限られています。
このルールは2025年現在も変わっていません。
注意②:使えるPayPay残高の種類にご注意を
購入方法によって、使えるPayPay残高の種類が異なります。
| 購入方法 | 利用できる残高 |
|---|---|
| App Storeでの購入/チャージ | PayPayマネー・PayPayマネーライト |
| LINEマイカード経由での購入 | 本人確認済みのPayPayマネーのみ |
ご自身のアカウント状況に合わせて、購入方法を選びましょう。
注意③:PayPayポイントは使えません
PayPayの利用で貯まるPayPayポイントは、Appleギフトカードなどの金券類の購入には使えません。
残高に十分なポイントがあっても、支払い時にはPayPayマネーまたはマネーライトの残高が使われます。
そのため、ポイントだけで購入しようとすると「残高不足」と表示されることがあります。
注意④:Apple IDの支払い優先順位をチェック
Apple IDに複数の支払い方法(クレジットカード、キャリア決済、PayPayなど)を登録している場合、支払いには優先順位が適用されます。
通常は、Appleアカウント残高が優先的に使われますが、PayPayで支払いたい場合は設定を確認しておきましょう。
クレジットカードでの支払いにならないようにするには、
- 「設定」アプリを開く
- 一番上の名前(Apple ID)をタップ
- 「支払いと配送先」を選ぶ
- 右上の「編集」をタップ
- 支払い方法の順序を変更し、PayPayを一番上に移動
この設定をしておけば、PayPayが優先して使われるようになります。
AppleギフトカードとPayPayについてよくある質問
AppleギフトカードとPayPayについてのまとめ
2025年現在、Appleギフトカードの購入方法は、PayPayを通じてより便利に、わかりやすく整いました。
最後に、押さえておきたいポイントをまとめます。
- 購入はPayPayで可能ですが、オンライン限定です。
- 購入方法は2つあります。
① App Storeからの直接購入(iPhone/iPad限定)
② LINEマイカード経由(iPhone・Android共通) - コンビニや家電量販店など実店舗では購入できません。
- 【重要】LINEマイカード経由では、本人確認済みの「PayPayマネー」が必要です。
App Storeでの購入には、「PayPayマネーライト」も利用できます。 - PayPayポイントが貯まるのも大きなメリット。
タイミングによっては、高還元のキャンペーンが実施されることもあります。 - PayPayポイントの残高ではギフトカードは購入できません。
これらの最新情報を活用して、ご自身に合った方法で、お得に・スマートにAppleギフトカードを手に入れましょう。
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